障害年金は病気や障害で長期にわたる収入がなくなることが認められる際に社会保険(国民年金、厚生年金、共済年金)から年金が支給される制度です。若くても受給権を得られる障害年金は最強の生活保障です。
老齢年金、遺族年金は広く知られていますが、障害年金の制度はあまりに知られていません。就労移行支援事業所などにて障害年金セミナーを行うと、毎回のように大きな反響があり、今まで制度を知らずに何十年も請求せずにいた、とカミングアウトしていただくことも珍しくありません。
受給するためには、日常生活にていかに不自由があるかを表現することが求められ、なおかつ年金に関する法律知識が必要になります。
実は私自身が少し前まで、障害年金請求は誰でもできることなのでは?自分の存在価値はあるのか?と思っていました。
しかし、行政での年金相談に携わり、また受給権を得るために頼ってきてくださるお客様と接するうちに申請する上でのハードルの高さを改めて知ることばかりでした。
今では、かつての仕事の経験が生きる申請代行の仕事は、社会貢献度の大変高い仕事であると胸を張って皆様に言うことができるようになりました。